建築場所は、浜松市'佐鳴台'の台地の東端の谷部。大雨時には冠水に悩まされる敷地ということ、背面に広がる台地を埋め尽くす住宅地に対し良好な関係を構築したいということ、敷地内にできる限りの駐車場を確保したいということ、老若男女地域の集い場として人に優しい広場の様な場をつくりたいということ、これら地域の歴史的・文化的・環境的な文脈を読み取り、敷地へ応答する建築として考えたのが、台地の傾斜に添わせながら緩やかな高低差をつけて配置した分棟形式の建築である。家型4棟がそれぞれ玄関-書斎-台所-居間としての役割を持ち、それらが中庭を介してシームレスにそして多面的な利用形態を可能にする新しいプラザ(広場)である。
建築主 | :中部ガス |
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所在地 | :静岡県浜松市中区佐鳴台 |
敷地面積 | :1,592.43㎡ |
建築面積 | :848.57㎡ |
延床面積 | :1197.26㎡ |
構 造 | :鉄筋コンクリート造一部鉄骨+木造 |
階 数 | :地上2階建て |
竣工年月 | :2017年(H29年)4月 |
撮 影 | :西川公朗 |
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