医師会事務所を中心に医師会の経営する看護学校と浜松市夜間救急室で構成される複合用途の建物である。ファサードは南・北面のアルミサッシと押出成形セメント板をランダムに構成した白いデザインと東・西面の艶の違い利用した黒いデザインの対照的で品格ある佇まいを表現した。また救急医療体制の必要性に対し、停電時には自家発電機による72時間の電力供給を行える設備を有している。構造も地下階柱頭に高減衰ゴム支承と減衰こまを設置した中間階免震構造を採用し、かつ上部鉄骨造にもCFT造を用いてより高い耐震性をもたせ地域医療の中核となる建物を目指した。
建築主 | :社団法人 浜松市医師会 |
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所在地 | :浜松市中区伝馬町 |
敷地面積 | :2,183.19㎡ |
建築面積 | :923.71㎡ |
延床面積 | :5,991.07㎡ |
構 造 | :鉄骨造一部SRC中間層免震構造 |
階 数 | :地上7階 地下1階 |
竣工年月 | :H22年6月 |
撮 影 | :上田宏 |
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