市・地区スポーツ施設整備事業として、㈶日本サッカー協会基準(クラス:県、市町大会)に準拠したサッカー専用グラウンドと併設の多目的グラウンドに付随する施設建築である。施設を象徴する観覧場の屋根は、敷地を囲う森を背に、枝を広げる木立の様相としてスチールパイプの立体架構にて表現している。異様に大きくなりがちな片持ち屋根の構造スケールを、部材を細くコントロールすることで、人と景観の双方のスケールに適合させることを試みている。観覧座席は、浜松市が積極的に取り組んでいるFSC認証のヒノキを使用。壁式コンクリート構造の管理棟は、観覧席と異構造ながらも白とコンクリートの打ち放しを共通項とし、対峙させている。他、四阿等、敷地内建築物7棟。
建築主 | :浜松市長 |
---|---|
所在地 | :静岡県浜松市浜北区平口 |
敷地面積 | :55,439.17㎡ |
建築面積 | :1,225.28㎡ |
延床面積 | :1,280.55㎡ |
構 造 | :鉄骨造 他(観覧場) |
階 数 | :地上1階 他 |
竣工年月 | :H24.3月 |
撮 影 | :中川敦玲 |
竹下一級建築士事務所HOME > 作品集