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映画と音楽

2024.10.07NEW

こんにちは スタッフの石田です。

最近は、動画配信サブスクで何を見たら良いかわからないほどドラマや映画が観れる時代になってきました。

そんな中、ミュージシャンのイギーポップという人の記録映画が気になって先日観ました。

皆さん、あまりご存じないかもしれませんが、イギーポップはパンクロック界のカリスマです。

私は、フジロックで60歳くらいの彼のステージを体験しているのですが、その時は他のどのバンドより最高に盛り上がり、イギーは上半身裸で客席にダイブしていました。

今年で77歳らしく、「まさか!」と思って調べたら現役で2024-25ツアーまわっているようです。

今でも皮パンに上半身裸...まさに生ける伝説という感じです。

この記録映画を観ようと思ったのはもう一つ理由があります。

それは、監督がジム・ジャームッシュという好きな監督だったからです。

私がこの監督で好きな作品に「デッドマン」という映画があります。

これまた、皆さんあまりご存じないかもしれませんが、主演はジョニー・デップです。

この映画はモノクロのインディアン西部劇映画なのですが、なんといっても音楽を

これまた永遠のロックミュージシャン、ニール・ヤングが担当してます。

しかも、全編映像を観ながら即興でギターソロで音楽をつけているのです。

映画音楽といえば、オーケストラでの壮大なスケールのものも数多くありますが、

無骨で荒々しいギターが映像とシンクロしてなんとも言えない空気感をもった作品でおすすめです。

ギター1本のサントラ映画と言ったら、もう一つ

ヴィム・ヴェンダース監督の「PARIS TEXAS」があります。

こちらはギター職人とも言われるライ・クーダーが

全編スライド・ギターでソロ演奏しています。

スライド・ギターというのはボトルネックを指にはめて弾く奏法で

音階の音と音の間を自由につながった柔らかな音が特徴です。

これが絶妙に主人公の心理を表現され映画としても名作だと思います。

 

音楽は映画にとって美しい映像と相乗効果を生み出し、魅力と感動を与える重要な役割を持っています。

今回はちょっと変わった音楽の映画をご紹介しましたが、

やっぱり王道は「ゴッド・ファーザー」(音楽ニーノ・ロータ)が

映像、音楽共に最高な映画ではないでしょうか?

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