2024.08.05NEW
日本の金メダルが連日報道されているパリオリンピックも折り返しに入り、できる限りテレビで応援しているボクは、灼熱の夏が更に熱く、体力をすり減らしていっております。
さて、今回はパリということで、
ボクも9年前に弊社の海外研修で行かせていただいたので多少の親近感を持ちつつ拝見しています。
特に、開会セレモニーに思想が表れている様に、スタジアムで開催せず、セーヌ川や歴史ある建造物、広場や公園などの既存や仮設を利用したもっともサステナブルなオリンピックを試みており、建設ラッシュで街が全く変わってしまうというよりかは、歴史ある風景がそのまま残され引き継がれていくということはとても良いことだと思います。
もう9年も前になりますが、体感として非常に印象に残っているのはサッカースタジアムです。
ビッグクラブ、パリ・サンジェルマンのホームスタジアム「パルク・デ・プランス」。
日本ではないくらいの急勾配のスタンド席で、超満員の臨場感あふれるスタジアムでした。建築が歴史とその場での人の行為、感情と相まってつくりだされる最高峰の空間だと思います。
そして、
今回のオリンピックではベスト8で敗れてしまいましたが、、、1次リーグ第2戦の日本女子サッカー。
ブラジル戦。ロスタイムの歴史的なスーパーゴールの大逆転劇となった舞台がパルク・デ・プランスです。
この試合をテレビで見ながら「ここ行った行った」と思っているだけですが。。
9年前のチケット↓↓
1972年完成 フランスの建築家 ロジェ・タイリベールという方の設計だそうです。
建物が永く使われ、愛されていくってとても素敵です。
平野正典
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