2023.11.13NEW
はじめまして、9月より入社しました設計スタッフの池原と申します。
大学を卒業してすぐの新卒者ですが、この時期での入社になったのは直前までオーストラリアの方へ留学に行っていたためです。
入社のタイミングが遅れながらも、浜松に受け入れてくださったことに感謝しながら、頑張っていきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします。
オーストラリアについて話したいこともたくさんありますが、今回は私の出身地の話をしたいと思います!
なぜなら、世界のどこへ行っても私がウチナーンチュだという自覚がついて回るからです。
そうです、"ウチナーンチュ"という言葉でお察しの通り、私は沖縄県の出身です!
沖縄と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。
青い空、青い海、沖縄の音楽を思い浮かべる方もいるかもしれません。
少しでも温かいイメージが心の中でポッと浮かぶと嬉しいなと思います。
沖縄には独自の文化が根強く残っており、その一つに沖縄の方言があります。琉球時代から話されていたとされる島独特の言葉です。
その方言の中で「いちゃりばちょーでー」という言葉が私は好きです。一度出会えば皆兄弟、という意味で、他人のことも家族のように思えたら、という精神は沖縄の人をよく表していると感じます。この言葉を思い出すたびに、今一度周りの人に感謝の気持ちが芽生え、大切にしようと思わせてくれる言葉です。
このように地元の文化は、根強くその土地の人々の価値観に浸透しているなあと思うことがよくあります。
浜松にも、昔から地域に根ざしている祭りや特徴的な気候、独特な言葉があります。そして地元を大切にし誇りに思っている人たちが、私のような外から来た人をも温かく迎えてくれます。
いまは毎日新鮮な気持ちと、段々と土地に馴染んでいく感覚が同時にあり、冬に傾いていく空気を感じながら日々自転車で通勤しております。そしてこれからゆっくりと、建築と、この土地と、向き合いながら感謝の気持ちを忘れず、人との縁を大切に日々勤めていきます。
これからよろしくお願いします!
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