2023.04.24NEW
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
2月に中途入社をしました、設計スタッフの谷野仁美です。
前職は神奈川県にある設計事務所に務めていましたが、十数年ぶりに浜松に戻り、
設計の仕事を通して地元の方々のお役に立てることをとても嬉しく思っています。
私の日常で感じたことや興味のあることを飾らずに書いていきたいと思っていますので、
どうぞよろしくお願いします!
さて、3年ほど続いた新型コロナウイルスとの戦いにやっと一区切りがつき、
元の生活に戻りつつあることに安堵しています。
私は昨年までの5年間、仕事で中国に滞在していました。
コロナ禍では、日本と中国の間の水際対策が強化されていたため、行き来のハードルが高く、
帰国を待ちわびながら過ごしていた日々が今では懐かしい思い出です。
中国駐在後半の3年間は、一時帰国できないもどかしさに加え、
強制の PCR 検査、健康コードによる移動制限、急な封鎖措置に怯える生活をしていましたが、
最後は一気に緩和され、あっけなく終わりを迎えたことに少し拍子抜けしてしまいました...
パンデミックによって仕事でもプライベートでも貴重な経験ができたことは、
人生の財産になったと思っています。
ただ、もう同じような経験はしたくないですね...
中国での楽しい思い出については、また次の機会に書かせていただこうと思っています!
(私が暮らしていた広州の景色)
私が暮らしていたのは中国南部の都市で、沖縄や台湾よりも南に位置しているため、
2月ですら半袖で過ごせる日があるほど温暖な気候でした。
そのため、四季の移ろいはほとんどありません。
自然の変化によって季節を感じられる機会が少なかったので、
帰国後は、お庭や通勤路の草花を見るのが楽しみで、その時々の風景に癒されています。
帰国した11月末は実家のモミジが真っ赤に色づいていました。
新年を迎える頃には千両が美しく実り、梅や桃の開花で冬の終わりを感じ、
5 年ぶりの桜で春を存分に楽しむことができました。
今は桜は散ってしまいましたが、キラキラとした新緑が爽やかな気持ちにさせてくれます。
通勤路にはアジサイが植えられているので、
これから先、少し憂鬱になりがちな梅雨でも楽しみがありそうです。
日本で暮らしていると、四季は毎年そばに必ず存在するもので、
特別に感じられないかもしれないですが、日本から離れてみて、改めてその大切さを感じました。
忙しい日常の中でも、自然の変化を楽しめる気持ちを大切に過ごしていきたいと思います。
現在、自宅では白と薄紫のクレマチスが美しく咲き誇っています!
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