2023.04.10NEW
こんにちは。設計スタッフの浅井です。
今年の1月からスタートした大河ドラマ「どうする家康」。
浜松は家康ゆかりの地として有名で、浜松城では家康が29歳〜45歳までの17年間を過ごしたそうです。浜松は街をあげて大河ドラマを応援しており、街中のいたるところでポスターを見かけたり、ゆかりの場所を巡る案内板が設置されていたりします。
大河ドラマは初心者で、今まで見る機会がなかったのですが、浜松が取り上げられるとのことで今のところ日曜は毎週必ず大河ドラマを見ています。
毎週見ていると、歴史の授業では出てこないようなより深い部分を知ることができるので、見ているうちにどんどん大河ドラマにハマってしまい、2ヶ月前くらいから浜松市内のゆかりの地を少しずつ巡っています。
何ヶ所か訪問したゆかりの地のなかで、いくつかを紹介したいと思います。
1つ目は、引佐にある龍潭寺というお寺です。
2017年に放送された「おんな城主直虎」の主人公井伊直虎や徳川四天王の井伊直政が有名な井伊家の菩提寺です。
龍潭寺には小堀遠州作の庭園があり、今でも美しく整えられた庭園はかなり見応えがあります。庭園に配置された石はそれぞれ意味を持ち、池の形は心字池といって上から見ると心という字を形取っているそうです。庭園の裏には竹林があるため、立体的な絵画を見ているかのようで、本堂の縁側に佇まいながらぼーっと眺めていられるくらい素敵な空間でした。
私が訪れたのは冬でしたので、また緑が豊かになる夏場に再訪したいなと思っています。
↑本堂の渡り廊下
↑庭園の様子
↑本堂の建物(井伊家の家紋が見えます!)
2つ目は、浜松八幡宮で浜松の街中からも比較的行きやすい場所にある家康ゆかりの地です。
大河ドラマの始まる前から知っていた場所でしたが、なかなか行く機会がなく、ようやく先日訪問することができました。
浜松八幡宮には雲立楠という樹齢1000年を超える楠があり、その生命力あふれる佇まいはとても素晴らしく、他ではなかなか見ることができないような立派な楠です。この楠の下部にある空洞部分に、三方原の戦いの際に武田信玄に敗れた徳川家康が身を潜めるために隠れたと言われています。
あの家康でさえも身を隠すためにこのような場所に隠れていたのかと思いを巡らせながら、今の時代まで残り続ける自然の力強さに圧倒されました。
そのほかにも、浜松城、五社神社、井伊谷宮などを巡ってきましたが、まだ行きたいところが山ほどあります。
大河ドラマを機に、浜松の今まで知らなかった側面を知ることができ、より一層浜松に愛着を感じるようになってきました。
今年のゴールデンウィークに行われる浜松祭りには大河ドラマの出演者が大名行列に参加するとのことで、ますます浜松が活気づいていきそうですね。
袋井市民の私は浜松祭りを体験したことがないのですが、今年は少し覗きに行ってみたいと思います!
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