2022.04.25NEW
はじめまして。4月に入社しました設計スタッフの白井と申します。
生まれも育ちも静岡市、学生時代は埼玉県川越市にある大学で建築設計について学んでおりました。
このブログは所員の人柄を読者の方に伝えることを目的の一つにはじまったそうなので、私も自身が直近で感じたこと、考えていることなどを読んでくださる方への共有を目指しながら無秩序に書いていければと思います。
では、新しい環境に身を置いて間もない私の最近について少し記します。
ラジオを聴きながら散歩をすることが趣味である私は、浜松市に越してきてから早速イヤホンを装着し、散歩へ出かけました。南北に伸びる遠州鉄道より西側は坂道が多く地形がすごいんですね。調べてみると、どうやら三方原台地と呼ばれ、天竜川の浸食によって形成された河岸段丘だとか。坂道に感情を煽られた私は早速、地理院地図の標高図を召喚しました。
こうして見るとすごいですよね。飛龍街道に沿って約20m以上の高低差があることがわかります。台地の輪郭に沿って南下します。
出ました。複雑な地形であることを私たちに教えてくれる構築物、階段。その名も「百段坂」。
一体、階段なのか坂なのか非常に考えさせられる名称です。地元では有名なのでしょうか。部活や日々のトレーニングなどで使われているのでしょうか。
天気によっては富士山も望めそうです。木々に覆われ、空気の澄んだ気持ちの良い階段?坂?でした。
階段のトレーニングといえば、このシーンを想起せざるを得ません。スポーツ漫画の革命的名作『ピンポン』3巻より、挫折し卓球と向き合うことをあきらめかけた主人公のペコが、自分自身の弱さと向き合い、死ぬほど努力し始める超激アツなシーンです。卓球の技術的な特訓ではなく、一見地味な階段ダッシュをするところが重要なのです。
映画もアニメも素晴らしい作品なので、機会があればぜひ見てみてください。
さて、早速支離滅裂な内容となってしまったわけですが、階段をはじめ私たちの生活を支える地形や、試合でのパフォーマンスを支える階段ダッシュなど、目には見えにくい背景を大切にし取り組んでいきたいという決意のお話でした。
これから精一杯取り組んでまいります。何卒よろしくお願いいたします。
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