2022.02.28NEW
設計スタッフの本田です。
コロナ禍で近々ではネタがない為リアルタイムでなくて恐縮ですが、
昨年11月に行った京都旅について書こうと思います。
たまたま京都に用事ができ、感染者数も落ち着いていたので行ってきましたが
ちょうど紅葉シーズンで各所で素晴らしい紅葉が見れました。
そして、弊社でも最近ホテルなどのご依頼もあり、視察も兼ねて『GOOD NATURE HOTEL KYOTO』に泊まり、
散歩がてら『THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC』を経由して『エースホテル 京都』のPIOPIKOで一服。
翌日は『アマン京都』のレストラン鷹庵でランチをしてきました。
特に『GOOD NATURE HOTEL KYOTO』は「人にも、自然にも、いいものを。」というサステナブルな
コンセプトが貫かれており、京都河原町の街中にある為広さはないものの細かなところまでこだわりが
ぎっしり詰まっている感じでまた泊まってみたいと思えるホテルでした。
↑GOOD NATURE HOTEL KYOTO 中庭
『エースホテル 京都』はアメリカ シアトル発・ミレニアル世代向けというエースホテルのイメージと
京都における隈研吾氏設計ということがどういった結果になっているのか楽しみにして行きました。
ロビーとレストラン利用だけだったので泊まってみないと分からないところも多いと思いますが、
リラックスというより刺激的でクリエイティブなインスピレーションを受けるような空間だと感じました。
こちらもいつか泊まってみたいと思います。
↑エースホテル京都 ロビー
いずれもライフスタイルホテルの筆頭ですが、ホテルに滞在すること自体が観光にも匹敵する
楽しさを与えてくれるところがその大きな特長と言えるのでしょう。
また、改めて京都という街は新旧が共存し、常に進化している街だと実感しました。
そして最も印象的だった『アマン京都』は世界的なホテルブランド アマンリゾートの日本3軒目で、
設計は建築家 ケリー・ヒル氏によるもの。
京都洛北、鷹峯地区にある約32万平方メートルもある広大な敷地で構想20年、建築に10年を
要したとのことです。(ケリー・ヒル氏は残念ながらオープンの約1年前に亡くなられたとのことです。)
以前庭の雑誌でケリー・ヒル氏(かアマンリゾート)がこの敷地に出会ってから手に入るまで
待ち続けたと読んでから一体どんな場所なのか1度行ってみたいと思っていて念願が叶いました。
鷹庵は入口近く、宿泊者エリアの外にありその広大な庭(自然)を見ながらの食事と
いうわけではなかったのですが、重厚感のある和モダンインテリアと素材の味を活かした
美味しく華美過ぎない和食(総料理長は京都料理ではなく金沢料理の方だそうですが)で
満ち足りた時間を過ごせました。
食事の後に宿泊者エリア内の一部も案内してもらえ、喧噪とは無縁の静かな時間が流れていました。
こちらもいつか泊まってみたい。。というより泊まれますように。。と祈りつつ帰りました。
↑鷹庵 家具はカッシーナの特注だそう。
↑宿泊者エリア内一部
最後にアマン京都近くの『光悦寺』に寄り、アプローチの石畳と紅葉は圧巻の美しさでした。
琳派が好きなので本阿弥光悦のお墓参りもできて良かったです。
1泊2日でもてんこ盛りの大満足旅で京都恐るべしと改めて実感した旅でした。
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