2022.02.14NEW
2月11日は建国記念の日でした。
学生の頃の授業で、祝日等を調べて発表するという授業があり、
その際に建国記念の日を調べたことを思い出しました。
いまではWikipediaでも見てみれば大体のことはわかってしまうのですが、
当時はインターネットの普及も今ほどではなく、色々な本を調べたことを思いしました。
建国記念の日は、日本の初代天皇陛下(神武天皇)が即位されたとされる日がもとになっており、
どの日が適切か色々と意見が割れて成立までに大変だったみたいです。
独立をしたわけでもないので日本という国がいつ建国したかと言われても難しいことや、
古事記や日本書紀からの引用であり、明治時代に1月29日から2月11日に変更していたりもあって、
何が正解なのかはわかりませんが、自分の生まれた国を考えるという機会としてはいいんじゃないかと思っています。
ちなみに、アメリカの独立記念日や憲法記念日のように明確な日で無いので、建国記念の日です。
他の祝日の文化の日やみどりの日等にも通じますが、「の」が曖昧さを作り出しているので、
大変重要な1文字です。
ところで、初代天皇陛下が即位されたのはいつ頃なのだろうと思い、調べてみました。
ネットで調べると、紀元前660年ということで、2682年前という事のようです。
その頃の世界情勢としては、古代ギリシャ、エジプトの時代で、中国は春秋戦国時代のようです。
三国志が紀元200年頃と考えると卑弥呼の時代の850年程前になるので、
そこから考えるとどれだけ昔から続いていることなのかと、驚かされます。
昔、戦中の年賀状を見る機会があって、皇紀の表現は知ってはいたのですが、
実際いまがどのぐらいなのかは特に考えたことはありませんでした。
戦前は西暦よりも、そちらの方が一般的であったと考えられ、
時代や立場によって常識が作られるものだと、再認識しました。
中々外に出られない日が続いておりますが、
とりあえずは、長野県茅野市に土偶を見に行きたいと思いました。
タナカ マサヒロ
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