2021.11.29NEW
最近の週末の朝は健康のために自宅を出て天竜川をくだり、海までのウォーキングを楽しんでいます。
季節の移り変わりを感じることもさることながら、すれ違う人のほとんどが挨拶を交わしてくれるといった地域コミュニティを肌で感じ、その日とても気持ちよく過ごせるのが一番の楽しみです。
先日の日曜日は所用で朝のウォーキングに行けなかったのですが、社内ミーティングで県外出身の社員が「静岡の夕日はものすごく赤い」と話していたのを思い出し、夕方ウォーキングしてみることにしました。
日没時間(16時38分)を確認して歩き始めると昼間快晴だったこともあり、きれいなサンセットが始まりました。冬の空気は澄んでいて西の空に広がるオレンジ色は感動です。静岡の夕日が赤いのは空気がきれいなせいなのかもしれません。
空の色はどんどん変化して私たちが竣工写真の夜景撮影をおこなう「ブルーモーメント」の幻想的で薄明な世界が広がりました。若い頃は夜景カットが多いとこの数十分間しかないこのタイミングにカメラマンと悪戦苦闘したのを思い出します。
家に帰ってその話を年甲斐もなく興奮してすると、娘から「それマジックアワーっていうんだよ」と教えられました。そういえば最近、娘たちの周りではフィルム写真や一眼レフが流行りだしています。映え写真もなかなか専門的になってきてるなぁと感心してしまいました。
まぁとにかく夕日がきれいだと感じる歳になったのは確かですし、この環境を護らなければと思える歳にもなりました。
この地域の「マジックアワー」を大切にしたいと思います!
ちなみに私の中で「マジックアワー」とは「飲み始めてもよい時間」ということになっております。
巨手 寛
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