2021.11.08NEW
10年ほど前のある朝、目覚めて起き上がろうとしたところ、首に激痛が走り上向きの姿勢から上体を起こすことができなくなりました。
一旦、横向きになって側面から体を起こして起床し、『寝違えたのかな』と特に気にしないで過ごしていたのですが、何日たっても痛みが治まらず、近所の整形外科に駆け込みました。
レントゲンを撮っていただき、診察室に呼ばれた私の目に飛び込んできたものは、おそらく自分のものであろうレントゲン写真。真横から撮られたその写真の首は、素人の私が見ても違和感満載の形状でした。
そして先生からひと言、『はい。ストレートネックね。』
定規で引いたようにまっすぐな首が、頭から体へと滑り台のようにつながっていて、『姿勢悪っ』と恥ずかしくなったのを覚えています。
この日以来姿勢に気を配り、理科室にあった人体模型のようなきれいなS字カーブの首を目指して少しでもよい姿勢が習慣づくように気を付けているのですが、正しい姿勢をキープするのは容易でなく、油断するといつの間にか楽な姿勢をとっており反省。幼い頃、よく母に『姿勢!』と注意され、背中に竹の物差しを入れられた事を思い出しました。その時は『うるさいな~』と反抗していましたが、今思えば注意してくれる人が近くにいるというのはありがたいですよね。もっと言う事を聞いておけばよかった・・・と今更ながらに反省しています。
なかなか定着しない"よい姿勢"ですが、諦めずに意識することが大切かなと思い、気が付いた時にはその都度姿勢を正すように心がけています。良い姿勢は全身のパーツを意識するのでとても疲れますが、これが習慣となればボディーラインも引き締まるのではないかと勝手に期待しています。(意識が足りないのでまだまだ引き締まっておりません・・・)
高橋
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