2021.01.25NEW
2021ボクの展望とボクの目標
2021初回のブログは、
建築専門誌GA JAPANの最新号で組まれていました特集対談(伊東豊雄×藤本壮介×二川由夫)に個人の目標も添えて。
これは建築業界のトップ会談と言ってもいいようなお話なので、半分くらいはさらっと、半分くらい自分に問うてみる感じで読みました。今もって継続中の大変な世の中ですが、御三方も言われているように建築の現場はしっかり動いています。
プレハブでない私たちが設計する土着の建築は、そのほとんどを敷地でつくるしかないです。
しかし、私たちの働き方は、2020からスタンダード化したテレワークやリモートワークがより重要度を増すと思います。同じ場所で物事を共有し合ってきたことが、ある一定の画角や解像度の平面ディスプレイ越しの伝達なわけで、、、私たちは立体的な建築模型だけでなく、紙に書く2次元のスケッチやその所作を含めて空間として伝達したいと思っていて、さらには、発する言葉と言葉の間隔すらも表現の一つと思っているのに、、、オンライン回線の不安定さでそれすらも変なところで途切れてしまったり、、汗。このやりとりを上手にできてこそ時代の勝者となるのです。
ということで(どこが特集対談と繋がっているかわからないと思いますが)、、、
ボクの根っこのところの建築目標は"在り方が良い"建築。画像では伝わりにくいことを課題としています。完成した建築単体では成し得なくて、過程や将来も含め、外部と内部の関係性と、その関係からつくられる場や事象が豊かであってほしいとの想いを持って、頑張っていきたいと思います。
*昨年末、粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス(かっぽしテラス)が静岡県景観賞の最優秀賞として受賞されました。これが昨年一番嬉しかったかな。
平野正典
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