2020.07.20NEW
「父母会」と言ってもいろんな保護者会があります。
幼稚園、PTA、今では大学の父母会も存在します。
とかくトラブルだらけの「父母会」と悪評高く、避けて通りたいものとされがちですが、
私は3人の子どものおかげで約18年間いろんな「父母会」を通じて、多くの方々と出会い、
かけがえのない経験をさせていただきました。
最初は「少年サッカー父母会」でした。初めての子どもということもあり、また若かった
こともあって4級審判資格まで取りに行って、張り切ったものの6年生の走りには中々追い
つかなかったという苦い思い出があります。その頃知り合った方が「子どもは試合に出ら
れなくても、毎週の練習で子どもの成長が見られるのが楽しみ」と言っていたのが今思え
ば私がこの「父母会」を続けられた原点かなと思います。
次は個人種目の「スイミングスクール父母会」です。水泳の競技会は1日に3種目位ノミネ
ートするのですが、1競技は1分足らずで終わり、この競技間が2時間位あります。モチベ
ーションを保つのに大変なのですが、北島康介を輩出した東京某スイミングスクールの父
母会はチームの仲間全員のタイムを記録しながら応援し、相乗効果を狙う活動を親子でし
ていました。真似して赤ペンを耳に挟んで記録を付けているとさながら競艇場にいる様で
したが、子どもの記録が0.1秒伸びた時の喜びは感慨深いものでした。
一番長いのが「野球部父母会」です。少年野球、中学野球、中学硬式野球、県立高校野球、
私立高校野球と5つの父母会を経験しました。指導者はボランティアから教師、元プロ野
球選手と様々ですが、トラブルはほとんど同じで、指導者の選手起用と戦略、母親のお茶
当番です。今、18年間の集大成として指導者と令和の父母会を模索しています。好きな野
球だからこそやりがいもありますし、恩返しのつもりで引き継ぎたいと思っています。
何はともあれ「父母会」は子どもが居たからこそ経験できました。今でも多くの皆さんと
お付き合いが続いています。子育ては大変ですが、かけがえのないものがそこにはあります。
O-TE
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