2020.06.15NEW
はじめまして。
4月に入社した、杉山拓哉と申します。
生まれも育ちも静岡市で、まだ浜松のこともよく分からないので日々新鮮な気持ちで過ごしています。
大学は新潟県長岡市で過ごしました。おかげで方言も抜けてしまったことに寂しさを感じる今日この頃です。
私は「形」を探るのが好きです。それは建築だけでなく、モノや自然環境、人が描く文字も含みます。
単純と複雑が佇むその奥深さを直感的に好いているのだと思っています。
建築では意匠の分野がそれに直結すると思いますが、
私が特に感銘を受けた建築作品はリボンチャペルとアンティノリのワイナリーです。
リボンチャペルは雑誌や著書でそれなりに知っていたが故に、
期待と嫉妬心と野望を秘めていざ対峙しましたが、構造・設備を意匠が内包する様に、
只々「すごい」と震えることしかできなかった衝撃を今でも鮮明に覚えています。
一方、ワイナリーはフィレンツェ旅行中に偶然訪れる機会を得た、壮大なランドスケープアーキテクチャーです。
大自然と一体化した風景の建築造形は、まさに豊かな環境を活かしたもので圧倒されました。
想像をはるかに超えて広がるブドウ畑と山脈の織り成す造形群に酔いしれます。
「形」を探り、認識していく中で私たちは様々な気づきを得ることができます。
それは小さな気づきかもしれませんが私はその発見を大事にして設計に取り込んでいきたいと考えています。
微力ながら、精一杯励んでいきます。宜しくお願いします。
杉山
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