2019.07.08NEW
今年の梅雨もよく降りますね。私は、雨粒が葉っぱや地面に当たる音が好きです。雨の日ならではのシーンとした空気の音にも癒しを感じます。パラパラ、シトシト・・・それから・・・車が水たまりを通るザザ~ッという音は雨の日ならではです。湿度が高くてべたべたするのは苦手ですが、これも『恵みの雨』と前向きにとらえるように努めています。でも、ここ数年水害による被害が顕著になってきているなと感じます。川が氾濫、堤防が決壊、家も車も水にのみ込まれていく映像は見るに忍びません。自然の前では人間は無力です。その度に、自然に逆らわず共存できるいい方法がないかと考えてしまいます。
数年前、娘の夏休みの課題に"雨活についてレポートをまとめましょう。"というものがありました。『雨活』という言葉を聞いたことも見たこともなかったので娘に内緒でこそこそっと調べたのですが、なるほどね~と感心しました。
アスファルトなどで舗装された道が当たり前になってしまった都会では、雨水の逃げ道がなくなり少なからず水害に影響を与えているようです。少しでも雨水の有効活用が出来れば、ささやかな自然との共存かなぁと思った次第です。
我が家のベランダ菜園では、今年3年目の大葉ちゃんがスクスクと育っています。
1年目で満足したため2年目以降はほったらかしの雨水100%栽培で無農薬です。
3年目の今年も青々と葉っぱを茂らせています。
2年目は観賞用として楽しみ、収穫すらしていませんでしたが、今年は天ぷらにしたり、お刺身の付け合わせにしたり、麺の薬味にしたりと大活躍です。
雨水のみで水も肥料も一切あげていません。昨年、青葉が芽吹いた時は『大葉半端ない』と一家で感動しましたが、さすがに3年目となると『はたしてこれは本当に大葉なのか』説が浮上し、夫は『絶対雑草だよ』と言い張って全く食べてくれません。
それでも私は『奇跡の大葉』と呼んで、積極的に料理に取り入れています。
子どもたちは警戒しながらも仕方なく(?)食べていますが、とりあえずお腹を壊してはおりません。自然の恵みのみでできた『奇跡の大葉』ですもの。なんだか長生きできそうじゃありませんか?
たかはし
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