2019.04.29NEW
谷野です
平成という時代が終ろうとしている。
昭和から平成になるときは天皇陛下のご崩御という悲しい出来事があったため国内が暗い雰囲気だった。しかし今回は国全体でどちらかというとお祝いムードで明るい雰囲気で改元に向かっているようだ。
今年は平成31年。
昭和31年で置き換えてみると、世界大戦、終戦を経て高度経済成長に向かおうという頃でまさに激動の31年間だったと思う。平成の31年間はそれに比べると国内では年号に象徴されるような一見穏やかな31年間だったと思う。しかし経済的にはバブルの絶頂期からバブル崩壊、失われた20年、リーマンショックとやはり激動だった。
また、世界的には冷戦終結後平和な時代になるかと思われたが、イラク戦争や同時テロなど民族問題を発端とするテロと難民の問題に解決の方向が見いだせない。
そんな平成時代が終ろうとしている。
実は個人的に平成31年を心待ちにしていた。出来れば平成は12月まで有ってほしかった。
私は昭和31年9月生れ。平成31年の9月には個人的に盛大にお祝いをしたいと思っていた。しかし平成31年の9月は訪れない。新しい年号令和の31年まではとても生きていられそうにない。とても残念だ。
昭和、平成、そして令和の3時代を生きることになる。
昭和に生まれた私は明治時代の人を古い時代の人と位置づけていた。きっと新しい時代に生まれてくる人たちには昭和生まれの人達は古い時代の人になってしまうのだろう。
年号の名称でその時代の性格が決まるわけではないし、歴史の流れが変わるわけではない。
しかし時代が変わる潮目になると良いなと思っている。新しい時代を楽しみにしている。
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