2019.04.22NEW
先日、スタッフの数名と昼食を取りながら野球漫画の話になりました。
野球漫画は世の中に多数あるものの年代も違うとここまで違うものかとショックを受けてしまいます。私は何といっても「ドカベン」世代なのですが、若いスタッフはピンときていない様子、話は野球の描かれ方やら色々ありましたが、今回は球場のお話です。
先週末も観戦に行ってきました神奈川の「サーティーフォー保土ヶ谷球場」は「ドカベン」の中でも何度も描かれています。神奈川を勝ち抜く明訓の数多くのドラマの舞台で子どもの頃は憧れの球場でした。冠スポンサーも付き球場は様変わりしたとのことですが、以前は山田太郎と里中智の銅像も設置されていた様です。春季大会の試合なのに満員の観衆を見るとまさに神奈川高校野球の聖地だなと感心してしまいます。どこかバックスクリーンの形状も甲子園と似ています。
試合の臨場感は観客席の構造と大きく関係があると思います。私は甲子園のあのすり鉢状の傾斜が一番好きなのですが、一昨年に訪れた「ヤンキースタジアム」には圧倒されました。急傾斜から見下ろすグランドは視界が変わりまた違った臨場感があるのですね。「広島マツダスタジアム」のアンシンメトリーなスタンドや改修工事の終わった「横浜マリンスタジアム」のウィングシートも体感してみたいですね。
原広司さんの札幌ドームの時は開閉式屋根に天然芝サッカー場との併用など夢の様な構造でしたが、あれから20年経ち現在「HKS.Inc」による新しい「北海道ボールパーク」プロジェクトが進行しています。野球漫画と同様に時代と共に移り変わる球場に目が離せません。
【O-TE】
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