2019.03.25NEW
こんにちは設計スタッフの竹内です。
長男が高校を卒業し、自動車学校に通い始めて今日から路上教習にデビュ-しました。
自動車学校を決める際、AT免許かMT免許のどちらを選択するかの話になったとき私は迷わずMT免許を勧めました。
有名スポ-ツカ-メ-カ-でさえATしか生産しない時代にMTなんてと言われる方は多いと思います。
ATと言ってもセミATとフルATがあるのはご存知の方は少ないと思います。
セミATはクラッチ操作を無くしただけでギアの選択は自分で行うものです、F1などのレ-スカ-に採用されています。
身近なところは路線バスなどに採用されています、シフトレバ-を操作するだけで機械が上手にクラッチ操作を肩代わりしてい
ます。機会があればバスの運転手さんを観察してみてください、シフトレバ-だけ操作してギヤチェンジしていますから。
皆さんが普段運転しているのはフルATでギヤの選択も全て自動です。
フルATもすごく進化しMTより早く適切な変速をしてくれますからアクセルとブレ-キに集中でできるメリットがありまね。
スポ-ティ-な仕立ての車ではマニュアルモ-ドでブリッピングしてシフトダウンをする車もありますね。
長男もおそらく教習所を卒業すればMTの車に乗ることはないでしょう。
「男ならMTだろ-」なんて息子には言いましたが、機械好きな私としては少しでも自分で車を操作する喜びを感じてほしいと
思いましたし、同時に手足で違う操作をすることを経験をさせたかったからです。
楽器のドラムでもやらないとなかなか右手、左手、右足、左足で同時に違うことをする事が無いですよね。
MTならそれを経験させることができると思ったからです。
クラッチの感触と振動を感じてエンジンとトランスミッションをエンゲ-ジさせリズミカルシフトレバ-を操作して車を動かす
喜びはMTでないと得られない喜びだと思います。
私はフルATの車にもう20年近く乗っていますが今でも時々MTの車に乗りたくなります。
いずれはショ-トストロ-クでコックコックと気持ちいいシフトフィ-ルの小さな車を所有してみたいものです。
今は子供の運転でドライブに行くのが楽しみです。
私も免許を取得した時、父とドライブに行ったことを思い出しました。
馬力のない2ストロ-クの軽でしたから何度もエンストして、きっと父は冷汗を沢山かいたことでしょう。
今はその時の父の気持ちが容易に想像できます。
親になって、知ること、気づかされることが沢山あります。
いつの時代でも「親の気持ち子知らず」ですね。
竹下一級建築士事務所HOME > ブログ