2018.11.12NEW
先日、静岡県建築士事務所協会の創立50周年の記念にSANAAの妹島和世氏と西沢立衛氏をお呼びして講演会がありましたので参加してきました。
SANAAは私が学生時代頃に頭角を現し、岐阜の「マルチメディア工房」や和歌山の「熊野古道なかへち美術館」、群馬の「鬼石町多目的ホール」等友人と一緒に地方にある作品を色々と見に行った覚えがあります。
「建築と地域性が紡ぎだすもの」といったお題で建築とその地域(土地形状、慣習・風習、気候、歴史・・・)との関係性を実作を通して分かりやすく話をされておりました。どのプロジェクトでも最初の着眼点からコンセプトの純度がぶれないまま最後の建築に落とし込んでいるため作品の力強さが凄く、我々も見習わないといけないなとつくづく感じたところです。
10月には同じ建築士事務所協会のイベントで隈研吾氏の『日本平山頂シンボル 展望台施設』の見学会にも参加させていただきましたが、雑誌で見るよりも実物の建築を見学する方が圧倒的に情報量が違いますので、面白そうな作品はなるべく足を運んで目で確かめたいなと思った次第です。
竹下昌臣
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