2016.12.19NEW
今年もあと指折り数えるばかりの日を残すのみとなりました。あっという間の1年間。
竹下事務所に就職するまでは、主に住宅設計に携わり、大工や木工の勉強もさせていただいていましたが、
こちらでは、事務所ビルや学校など、公共性の高い大規模な建築の設計に関わらせていただくようになりました。
それまでは一個人、一家族のためのオーダーメイドの設計でしたが、今度は扱う素材、構造、ディテール、
クライアント、利用者、施工者、すべてが幅広く大規模かつ複雑。何度消化不良を起こしたことか。
そんなあぶなっかしい新米を諸先輩方が辛抱強く励ましてくださったおかげで、
どうにかこうにか年を越すことができるようです。本当に、ありがとうございます。
公共性の高い建築、多くの人が利用する建築は、時に住宅のオーダーメイドな視点、
個別具体的に対応しようとする方向性とは対照的な視点を必要とします。
より普遍的に、より多くの人が心地よく時を過ごせるように。
異なる人々が集まり、思いを語り合い、時を共有する空間がより創造的なものとなる2017年を。
宇都宮
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