2016.11.14NEW
先週は明治神宮野球大会が始まり、清宮君の早稲田実業も登場するとあって例年になく盛り上がりを見せておりますね。春の選抜甲子園をほぼ確定して出場してきている10校はさすがにレベルの高い戦いです。残念ながら地元静岡高校はその早実に惜敗してしまいましたが、この冬一段とレベルアップして春に旋風を巻き起こして欲しいものです。
こうして今年も野球シーズンが終わり厳しい冬トレの時期を迎えます。我が家の末っ子も中学最後の冬トレを控え、親父も最後の奉公でなんとトスバッティングゲージを作る羽目となりました。
我が家には庭の木を利用したゲージが長年設置されておりまして、息子2人もよく練習しておりましたが、末っ子が硬式野球を始めたのを機に撤去してしまいました。これを作ったのは子供もまだ小さく、私ももう少し若く、星一徹の「大リーグボール養成ギプス」を思い浮かべながら「あの明星のように・・・」なーんてでした。
しかしもう今更ねぇと半分嫌々で始めたのですが、私が星一徹に戻るのはアッと言う間でした。妻の実家の空き倉庫をお借りして、早速計画に入りました。
まず、壊れたドアノブの取り換えから。恥ずかしながらシリンダー錠の取り換えなんて初めてです。吊り下げられた多数の照明器具を取り外し、倉庫中の荷物を移動し、何十年分の埃を払いスペースの確保ができました。
ここまで一人で半日。星一徹は飛雄馬が巨人の星になってからも中日のコーチとして鍛えぬくのであります。大リーグボールを打ち返すように・・・なーんて思いながら午後はいよいよゲージ作り。
でも当時に比べると材料入手は格段に便利になり、ネットですべて手配して3日で揃いました。大物もすべてバラして梱包され宅急便で届きます。基準以下の大きさの箱に収納され、見やすい組み立て手順書など自分の設計にもよい刺激となりました。
なんとか1日で完成。トスバッティングゲージ、防球ネット、姿見、トスマシーン、ティースタンド。
何とも言えぬ達成感で星一徹も燃え尽きました。DIYはやはり楽しいものですね。
ひとつ気になるのは飛雄馬に野球を教える一徹は禁酒したことでしょうか。
オズマ・ヒロシ
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