2016.07.04NEW
今年も、プランターでいちごを作ってみた。4年目になる。
最初の年は苗で買ってきてプランターに植えた。
いちごなんて植えておけばおいしい実をつけると思っていた。
昔父親が作っていて、そんなに手間をかけているように見えなかったからだ。
でも、ほとんど食べられるようなものは取れなかった。
そのままほっといたら、どんどん茎を伸ばし次の年芝生にかろうじて数か所苗を残していた。寒い冬を乗り越えたいちごの苗に敬意を表しプランターに植え替えた。
元気にどんどん成長したが、やはりおいしい実をつけることはなかった。
2年目の秋、伸びた茎の中で元気なものを20株ほど丁寧いにプランターに植え替えて3年目に備えることとした。3年目のいちごは元気にもりもりと育ち、花も沢山付けた。でも酸っぱい小さないちごがいくつかできただけだった。どうやら町場では虫が少なく受粉がうまくできないことが原因のようだ。そして今年4年目、花が咲くたびに筆で人工授粉をしてみた。見違えるように良い形のいちごができた。でもシーズンが終わってみると30株で100個程度だった。
私が思っているほど簡単ではなく父はどのように作っていたのだろうか。
来年も挑戦しようかどうか迷っている。
父がほかに上手に作っていたものにトマトがある。
いちごはうまくできなかったので今年はトマトにも挑戦してみることとした。
植えてすぐ、すくすくと育ち花が咲き実をつけた。そのころ梅雨入りし毎日の雨。トマトは雨に弱いと聞いていたが大きくなりかけた実がどんどん腐っていく。あわててプランターを軒下に移動したが時遅し。大きくなりかけた実のほとんどを捨てることとなった。
それから10日ほど。残った実は順調に大きくなりまた新しい花も咲き実がついてきた。
野菜は手間と気持ちを込めれ応えてくれると言われるが、本当だと実感する。
梅雨明けも間近。週末しか世話ができないが、なんとか夏にはおいしいトマトができるように世話してみたい。
谷野
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