2016.02.16NEW
先々週の日曜日、息子の野球の審判講習に行ってきました。
2人の息子のおかげでこれまでいろんな審判講習を受けてきました。
最初はサッカーの4級審判でした。1日講習で緑のワッペンをもらえます。
サッカーはサッカー人口の拡大を鑑みてこうした審判の育成にも早くから着手してたんですね。
黒い審判服を着て、もらったワッペンを付けるとなんだかその気になったものです。
ただ自分も若かったはずなのに6年生の試合では、到底ボールに追いつかず苦い思い出です。
その後、学童野球でも何度か審判講習を受けました。
今度は紺のスラックスに白シャツで「アウト!」ともう野球中継さながらに子ども相手にやったものです。
しかし学童の野球は子どもが想定もしない動きをするので判定に苦しむことがよくありましたね。
さて、数年前から野球のSBOがBSO表示になりました。大リーグに合わせての変更です。
今回私が受講したのは、リトルシニアリーグという中学硬式野球の主催なので、より大リーグ仕込みの内容でした。もともとリトルリーグというのはアメリカの子どものスポーツですので仕方無いのですが、まあやたらと英語ジャッジなのです。
「アウト」は「He's Out!」とコールします。ファーストがボールを落とせば「Drop the ball! Safe!」とコールしましょうとのこと。もうとっても「ベースボール」で野球世代の我々にはとても違和感のある講習でした。
しかし、公式野球ルールも知らないことが多くしみじみ奥が深いなあと思い知らされました。ルールを知らなければ勝ちを落とすこともあります。
数年前の高校野球神奈川県大会準決勝で2アウト満塁で打者三振、捕手がボールを後逸しましたが守備側の選手は3アウト、チェンジだと思いベンチに引き上げてしまいました。
攻撃側の監督が「振り逃げだ!走れ」と叫び走者4人が生環し、その4点が響いて甲子園出場ができなかったとういう出来事がありました。
通常、塁が埋まっていると振り逃げはないのですが、満塁の場合は例外なのです。
これはまさにルール力の違いが勝敗を分けたのです。(野球は漢字で状況を解説するほうが解り易いですよね)
私たちの生み出す建築もたくさんのルール(法)に守られていますが、ルールを知らないとよい発想がカタチになりません。
しかもルールは日々改正されています。
ルールは知らないでは済まされないものだとつくづく感じた1日でした。
I LOVE BASEBALL! UMPIRE OHTE
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