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特別な日の生体認証

2016.01.11NEW

設計スタッフの竹内です。

  七草粥も食し、鏡開きも終わりすっかりお正月気分も終了!てな感じです。

年を追うごとにお正月らしさが感じられなくなると思うのは私だけでしょうか。

子供の頃の元旦の凛とした空気感が懐かしいです。

元旦の特別な空間は大掃除あとの清々しい空気だったのか?

   障子を張り替えて、ガラスを磨いて、床を磨き新しい年に向けた準備がそう感じさせたのかもしれません。

掃除だけでは有りません、食材の買い出しも年末の行事でした。

元旦はお店もお休み、早いお店でも初売りは2日からだったと思います。

車も通らない道路、静まり変える町並み

たこ揚げしてコマを回すなんて事はしたことは有りませんが

全てが特別な一日が元旦だった気がします。

 

  いつもと変わらない生活を送る事が出来ることでお正月らしさが薄くなったと感じさせるのかもしれません。

食材も、年賀状も、ガソリンも元旦から24時間買うことが出来る様になり宅配便も届いてしまう便利な生活が

特別な一日を普通の一日に浸食してい行く様な感覚を覚えます。

 

  自宅の掃除もせず、正月の準備せず、元旦の朝からガラスを拭く、私の生活そのものが一番特別な日を普通

の日に変貌させていることに気がつきました。

 

   年末、会社の大掃除で酷使した私のデリケ-トな指は、仕事納めの日からスマホの指紋認証から拒否

され続けています。意外と精度がいいですね。

おまけにパスワ-ドの控えも見つからず半日スマホが使えませんでした。

  近い将来、大掃除のあとで電話も出来ない、車にも乗れない、家にも入れないそんな事が起こるかもしれません。

仕事が始まり二日たったころ、5本登録した指の中で左の指1本が認識される様になりました。

あと残りの左手1本、右手3本の指はあとどのくらいたてば認識されるのでしょうか?

 

今年も皆様にとって素敵な一年となりますように。

 

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