2015.09.28NEW
私が現在の自宅を建ててから丁度27年が過ぎました。当時はお金が無く住宅の設計も
ほとんどしてい無い、無いづくしの自宅設計でした。そこで色々と気付いた事をここに
書き出してみます。
①経験不足から、自宅の壁を石膏ボード貼の上にビニルクロスの仕上げをしました。これは、
後々家内から物を飾る為の折れ釘一つ取付けられないと苦情があります。出来れば、
一部の壁には、杉又は桧の羽目板張りか榀合板の目透し貼にして置けばそのような愚痴は
出なかったと考えます。
②和室が一室ありますが、それもジュラク調のビニルクロス貼としましたが、ケイソウ土などの
塗壁にすれば調湿作用もあり快適な和室空間になったろうと思います。
③3階建てなのですが、1階と2階には洗面所を設けたのですが、3階にも造るか、いつか
設けられる様に工夫をしておけば良かったと考えます。60歳を超えた今、切実に実感しています。
④階段室は幅をもっと広く、1mは確保しておけば良かったとしみじみ思います。大きな家具の
運び出しには、是非必要です。ソファや本棚や勉強机の移動やピアノの運び出しは
狭い廊下ではとても無理でした。
⑤ただ一つの成功例としては、17帖以上のリビングとそれにつながる普通より広い台所を
設けた事です。家族が大勢(15人以上)来た時にも十分に役立っています。
少しでも、このブログを読んでくれた方のお役に立てたら・・・と恥を忍んで書き連ねてみました。
還暦を過ぎた男の独り言 岡田
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