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止まること

2015.08.10NEW

こんにちは

設計スタッフの竹内です。

暑い日が続きますが皆さん熱中症にはお気を付けください。

 

 最近ブレ-キの踏み間違え事故のニュ-スが多く見られます。

昨日は店舗の中を15mも暴走する事故が起きています。

そのネットニュ-ス記事の書き込みに、

「踏み間違えるような人に免許を交付するな」

「15mも暴走をさせるなんて信じられない、なぜ止めれないのか」

という内容の踏み間違えを普通はしないという目線のコメントがみられました。

 

私も踏み間違えの経験がありますが、その時の思考は

「ブレ-キ踏んでるのに止まらない、ブレ-キの故障?」

でも止めなきゃ!サイドブレ-キで車を停止させました。

誰もいない山頂の駐車場でスピ-ドもでていませんでしたから

事故にはなりませんでしたが、止まらず谷に向かう車の運転席で生きた心地はしませんでした。

止まってからブレ-キとアクセルの踏み間違えに気づきました。

さらに止めようと強く踏み込んでいたら谷底に落下していたことでしょう。

ブレ-キが効かない→ブレ-キの故障→サイドブレ-キの使用という思考で助けられました。

おそらく急制動を必要としていたら止めるつもりでアクセルをもっと踏んでいたことでしょう。

頭も身体もブレ-キを踏んでいるつもりのとき、踏み間違えを認識して修正することは

練習を積まないと不可能だと私は感じています。

 最近の車は急なアクセルオンの状態では反応が遅くなるプログラミングになっていますが

根本的な解決にはならないと思っています。

急が付くペダル操作をしないことが肝心ですね。

 「踏み間違えるわけ無いじゃん!」なんて思わないでください。

急ブレ-キをかけたつもりの急加速で15mはほんの数秒の出来事のはずです。

誰でも加害者になる可能性があります。

 

 ブレ-キといえば皆さんはブレ-キを100%踏んだ経験があるでしょか?

普通の運転ではまず全制動をかけることはありませんね。

ABSや横滑り防止装置が標準装備になって来ましたが、その機能を使うためには

100%のブレ-キを踏む必要があります。

そうすればブレ-キを踏んだまま障害物をよけ元のコ-スに戻ることが簡単に出来ます。

ちゃんとブレ-キを踏み込んでステアリングを切るだけで後はスピンモ-ドに入らないように

車が勝手に制御してくれます。

 私は運良く体験スク-ルでその練習を経験することが出来ました。

指定ポイントまでフル加速(約90km/h)そのポイントで急制動!

中途半端なブレ-キングだと制動距離が伸びてしまいます。

ちゃんとブレ-キングが出来ていれば車は短い距離で止まってくれます。

次はそこに障害物が置かれます。

それをよけて元の車線に戻る練習を経験しました。

車の電子デバイスはすごいです!ちゃんと避けることが簡単に出来てしまいます。

ブレ-キを踏み込みながらステアリングを2回きるだけです!

その性能を引き出すためにはちゃんとブレ-キを踏み込める事が一番の条件となります。

 そういう機能が装備されていること、使い方知っていなければ装備されてる意味はありません。

それを使う状況に遭遇する確率はく少ないですが0%ではありません。


 

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