2014.12.22NEW
今年も残すところあとわずかとなりました。
さてこの師走の忙しい時期ですが、先週は出張で中国の鄭州へ行ってまいりました。
中国では1月1日のお正月よりも2月初旬の春節が年の区切りといったところですので、
12月でも日本の様な年末のあわただしさは全く感じませんでした。
今回は現在進めております百貨店の設計案の説明をデベロッパーに説明するのが目的で、
プロジェクトの敷地は鄭州から120km程南にある平頂山という石炭の採掘でも有名な街です。
最初に鄭州に来た時は、当時頻繁に行っていた青島が都会に感じられましたが、
平頂山へ行くと、今度は鄭州が大都会に感じられる程の内陸の田舎都市です。
しかし、急成長している中国の内陸部だけあり多くの最新の高級外車が市内を走っているのには妙な違和感を感じました。
鄭州で地元の百貨店の視察をしましたが、内部は思った以上にモダンにデザインされており、
海外高級ブランドも軒並み出店する予定だそうです。
(鄭州の百貨店)
(百貨店の中に何故かスケートリンク?)
(思った以上にオシャレな食品売り場)
中国の経済成長率の鈍化や不動産価格の下落など最近ニュースで聞きますが、
鄭州市内はいたるところで工事用のクレーンが立ち並び、まだまだ開発ラッシュ真只中といった様相です。
中国も今後はいったいどのようになっていくのでしょうか?
竹下 昌臣
竹下一級建築士事務所HOME > ブログ