2014.12.08NEW
設計スタッフの竹内です。
師走に入りましたね。
2014年も残すは3週間ほど、年齢を重ねると一年が早く感じるのはなぜでしょう。
先日、わたしが子供のお弁当を作った夜、子供が今日の卵焼き味が違ったと言ってきた。
長男は「甘くておいしかった!」長女は「変だった!」との感想。
女房の作る卵焼きは出汁の味が強くて甘みが少ない卵焼き。
私の卵焼きは出汁の味は控えめの甘い卵焼き。
正反対の味だ。
私は、女房の卵焼きの味に未だになじめない、決してまずいわけではないのだが・・・。
30年近くすり込まれた僕の母親の卵焼きの味からから脳が切り替わらないだけの事だと思う。
長女が学校の課外体験学習で伊豆に宿泊した時、朝食の目玉焼きに醤油を皆がかけていて
その光景に驚き、場の空気に流されるように試してみたらおいしくてびっくりしたそうだ。
我が家の目玉焼きは塩とコショウ、醤油もソ-スも使うことはない。
子供は初めて目玉焼きに醤油という食べ方にカルチャ-ショックを受けたみたいだ。
長女はそれ以来、目玉焼きは醤油派になった。
卵焼きの味付け、目玉焼きの食べ方
こんな些細な事でも、家庭の違いで変わってしまう。
国や宗教が違えばなおさらだ。
考え方や習慣が違うのは当たり前の事だ。
自分の過ごした環境や習慣が一番居心地がいいのはみんな同じ、違う文化を知りそれを
リスペクトして取り入れる事は大切だと思う。違う考え方や習慣を知ることは大切だ。
いつも自分が正しいとは限らない、広い視野で物事を判断して考える力や相手に立場に
なって思考する想像力が必要だと誰もが知っている事だ。
わかっていても、なかなか出来ない事も皆な同じ。
それにしても、私の周辺の人たち、ニュ-スや新聞を見ると想像力の欠如した自分勝手な人たちが多いと思う。
もちろん自分の事も含めてね。
目玉焼きに醤油をかけることを否定せずにやってみよう。
とても美味しいかもしれない、口に合わなければ次回からやめればいい。
それは食べてみなければわからない。
そういう食べ方が有ることを知ることはとても大切だと思う。
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