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アート展

2014.07.14NEW

こんにちは設計スタッフの石田です

 

先日 金沢21世紀美術館に行きました。2回目の訪館です。

 

今回はそこで開催していました「レアンドロ・エルリッヒ ありきたりの?」展をみました。

 

21世紀美術館にあしをはこんだことのある人なら覚えているであろうあの常設されているプールの作品の人の個展です。 

 

この展覧会はタイトルにもあるように「ありきたりの?」日常に焦点をあて、だまし絵的な感じがありながらもいわゆる

 

トリックアートとは決して違う不思議な空間で「参加型」なアートを体験できました。

 

  ↓雲:ガラスを幾層にも重ねて本物の雲の様な立体感 本来かたちなきものを見事に閉じ込めたよう

DSC_0523.jpg

 

普通現代アートというと既成の「美」に直結しないものがほとんどなので意味が分からなかったり難しすぎると思い、

 

敬遠しがちのひとがいるかもしれません。自分も決して得意な方ではありません。

 

いま思い返してみると自分の現代美術初体験は「日本の現代美術-ゾーンズ・オブ・ラブ」という展覧会だったと思います。

 

(ネットで調べてみたら1991年 18歳です。)東京の東高現代美術館で開催されていたその出展会は

 

宮島達男、森村泰昌、中原浩大といった当時若手の作家たちの企画展で「アートってこれでいいの?」という

 

感じさえしてしまうような いままでに見たことのない作品ばかりで、片田舎からでてきた若者にはとにかく衝撃的でした。

 

それでも その時の宮島さんの作品はいまでもとても印象に残っています。

 

LEDを使った数字の作品で暗闇のなかで赤いLEDの数字が1ずつカウントアップされ、0から9の繰り返し

 

その数字が早いものから遅いものまで不規則に並んでいてまるで世の中の人の一生の様、輪廻転生をみているようで

 

ボーと視点のピントがずれていってしまうような感覚を覚えています。

 

とにもかくにもレアンドロ・エルリッヒ展は老若男女楽しめる稀有の現代アート展だと思いますので

 

ぜひ、金沢近辺に訪れる機会があったら体験してみてはいかがでしょうか?(8月31日まで開催しているようです。)

 

 

 

 

あと、建築にご興味ある方は21世紀美術館にいったら 鈴木大拙記念館(谷口吉生建築)に立ち寄ってください。

 

美術館から歩いて行けます これまた必見です。

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