2014.05.07NEW
鶴田さんにまつりネタで先を越されてしまいましたがあえて私もまつりネタで。
始めに、私も今年初めて知った、鶴田さんも知らないと思われるまつりうんちくを。
正式名称を「浜松まつり」といいます。「まつり」はひらがなで表記します。通常、「祭り」は神社のご神体を祭ることを意味するのですが、浜松まつりは神社の祭りではなく、初子のお祝いをするおまつりなのでひらがなで表記するのだそうです。
ちなみに、昔からの人はただ「たこ」と言います。
「今年のたこには出るの?」とか、「たこの天気はどうかなあ」などと使います。
浜松まつりは自治会単位での参加のため、勝手に凧を作って参加することは出来ません。
私は鹿谷町亀山凧揚会「亀山組」に所属しています。
亀山組の今年の初子は一人です。
名前を「だいすけ」(本当は漢字ですが)君といいます。
「だいすけ」君は今年5歳になります。通常1歳程度でお祝いをしますから異例の遅さです。
「だいすけ」君のお祝いをする予定の年に東日本大震災がありおまつりが中止となってしまいました。その次の年は事情があってお祝いが出来ずそのままになっていました。
「だいすけ」君にはお姉ちゃんが2人います。女の子ですが2人とも凧を作ってお祝いをしました。
「だいすけ」君は気づいてしまったのです。自分の凧が無いことに。
おとうさんに聞いてみました。「なぜ僕の凧がないの?」
おとうさんは「だいすけ」君の凧を作ることにしました。そして異例の遅さの初子のお祝いとなったのです。
「だいすけ」君はみんなから「おめでとう」と言われると「ありがとう」と答えることが出来ました。そして自分の凧の糸を持ち、自分で万歳もしました。
何も分からない1歳より5歳程度でお祝いをするのも良いものだと思いました。
自分の凧の糸を持つ「だいすけ」君
谷野@亀山組
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