2013.10.14NEW
こんにちは、設計スタッフの佐野です。
今年は伊勢で20年に一度行われる式年遷宮ですね。
10月2日に第62回神宮式年遷宮の遷御の儀が行われ秋篠宮殿下や安倍総理大臣らが参列されました。
関連する行事やイベントなどこれまでたくさん行われ伊勢が非常に注目されていると思います。
ところで式年遷宮って何だろう。
先日、私の尊敬する建築家 栗生明さんが設計された資料館「せんぐう館」へ行ってきました。
建築的な魅力の話もたくさんあるのですが、またの機会にしまして..
そこには式年遷宮とは定められた年(20年毎)に正殿を造り変え、
それを続けていき神宮を永続的に存続させる事と解説されていました。※←かなりアバウト
地球環境に対して負荷をできる限り抑え、材の育成、採取、建築の造り方、
環境を維持しつづけられるよう考慮された建築及び仕組みです。
それが1300年も前から続けられてきたという事は本当に凄いとしか言いようがありません。
最近はサステナブル建築という呼び名もありますが、式年遷宮はその究極だと言えます。
さて、私の住んでいる浜松市大久保町では今週末に秋祭が行われます。
地域のお祭りも神社に祭る神事があります。
静岡県神社庁によると静岡県神社庁は伊勢の神宮を本宗と仰ぐとされ、
私の町の大窪神社も由緒あるものだと分かりました。
身近なところで伊勢神宮とのつながりを発見し式年遷宮の年に行われる今年の秋祭は、
いつもと少し違う気持ちで参加出来そうです。
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