2013.06.24NEW
昔は結構映画が好きだったのに 最近ぜんぜん映画館に行けてない 石田です。
(正確にはドラえもんは観に行っています。)
先日、家にあるDVDのゴッドファーザーPartⅠ、PartⅡを久しぶりに観ました。
自分の中ではすこしベタですが、「ゴッドファーザーPartⅠ」、「PartⅡ」と「2001年宇宙の旅」が歴代映画ベスト3なのです。
Ⅰが180分、Ⅱが200分、とても長いですが、無駄なカットは何ひとつなく、完璧な構成です。
まあ なんといっても あのマーロン・ブランドのしゃがれ声、存在感はいつ観ても最高です。
今回一つ感じたのが、自分が父親目線で観るようになっているのに気が付きました。
1つの映画を何回か観るとそのときどきで新たな発見や違った感じ方を得られるのも映画のいいところでは
ないでしょうか?
そういったところは建築でも言えると思います。人と同様に建築も年を重ね、物理的にも変化してきますが、
記憶のなかの建築と何年かして実際訪れる建築とは印象が変わって見えることはよくあります。
そのほかにも以前から映画と建築は似ているなあと思うところはありました。
脚本や絵コンテを書くのと同様にプランを考え設計をし、俳優が演じるようにいろいろな材料や機能を組み合わせ、
ニーノ・ロータの音楽の様に色彩を与える。また、大道具やカメラマンのようにいろいろな職人が力をあわせてながら
完成させていくところなど・・・・
とりわけ優れた映画も建築もこれらがすべてバランスよく噛み合わないとよい作品にはならないのです。
今後は時間を見つけて映画館に足をはこび、映画から人生と建築を学びつつ、ゴットファーザー級の名作品を
残せるように邁進していきたいものです。
おまけで自分の好きな映画並べてみました。(ちょっと古いのばかりですが・・・)
カサヴェテス&ジーナ・ローランズの「オープニングナイト」
圧倒的映像美 「ストーカー」、「暗殺の森」
ギターが名演出「パリ・テキサス」「デッドマン」
今話題のあまちゃんの曲とカブる ブラスバンドが印象的な「アンダーグラウンド」
シュールなフレンチコメディ「奇人たちの晩餐会」
クリストファーウォーケンがカッコよすぎ「キングオブニューヨーク」
リンチ映画はこのくらいがちょうどいい!?「マルホランド・ドライブ」
気になった方はみてみてください。
石田 賀之
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