2013.03.11NEW
こんにちは、設計スタッフの竹内です。
早いもので3回目のブログです。
今回は私の娘(小5)の話です。
前回も娘の話でしたね。(ちなみにサウザンド・サニ-号は未だに完成していません)
ある日のこと 兄から、なかなかゲ-ム機を貸してもらえない事に業を煮やしPCで出来るゲ-ムは無いかと私のところにやってきました。
「ゲ-ムじゃないけどお家を造るソフトはあるよ」と半分冗談で言ってみたら意外と食いついてきました。
彼女はシルバニアファミリ-が好きで自分で紙を切って家具を作ったりしているので、家を造ることにとても興味があるようです。
そのソフトはとても簡単に平面図をつくり3Dパ-スまで同時に出来る優れ物です。
早速使い方を教えてみると、試行錯誤しながら住宅を造り始めました。
それ以来PC前にいる時は住宅を作っているか、「嵐」を見ているかのどちらかです。
好きに描かせていますが、その家の出来映えはひどい物です。
当然、スケ-ル感が養われていないので、巨大な玄関や浴室、幅4mもある廊下が出来ています。
尺貫法から教えたのですが難しくて理解できません。
簡単な練習として、自宅をトレ-スする事を勧めてみました。
まずは方眼紙一マスずつで自宅を観察して書くことからスタ-トです。
空間のスケ-ル感を養うことが出来ればと考えました。
最近では新聞の住宅広告や私の本棚から建築雑誌を持ってきて見ている事が増えました。
「今は画面で2階しか出来ないけどマンションを建てるにはどうすればいいか」
と段々要求が大きくなってきました。
でも相変わらず、とても大きな空間がいくつも出来ています。
いつの日か、彼女が私も驚く作品を描き上げる日が訪れるかもしれませんね。
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