2012.10.01NEW
10月に入り、朝晩も涼しくいよいよ秋の気配を感じるようになりました。
体調を崩しやすい時期ですので気を付けなければいけませんね。
さて、事務所では数年おきに研修旅行があり、ありがたいことに行き先は主に海外が多いです。
今まで訪れた場所の中で、思い出に残る場所はたくさんありますが、今回は2004年にスペインに行った時のことをお話ししたいと思います。
「サグラダ・ファミリア」を筆頭に「グエル公園」などガウディ建築を間近で見られたのはとてもいい経験でした。
「自然界に直線はない」という彼の理論による作品は、現在自分たちが行っている設計ではまずできないことですし、約130年経った今でも建設中の壮大なプロジェクトを間近で見られたのも貴重な体験でした。
美術館も数多く存在し、いくつか回ることができました。
これはバルセロナにあるピカソ美術館に行った時のことです。
なにやら人混みが出来ていたので、何だろうと探ってみると、なんとそこには建築家の安藤忠雄さんがいらっしゃいました!
普段生活していて出会うことが無い方に、しかも海外で出会えたことに感激しました。
僕と某後輩クンはサインをもらうために、安藤さんが喫茶店でくつろいでいる時にそのチャンスを伺っていました。
(お邪魔して申し訳ありませんでした。。。)
そしてついにそのチャンスが訪れました。
ひとことふたこと震える声で簡単なあいさつを交わしたあと、美術館で買った本にサインと簡単なスケッチを描いていただきました。
(何だろう?「サグラダ・ファミリア」ではないと思いますが…分かる方いらしたら教えて下さい)
そして最後に一言。
「勉強しろよ!」
「ハイッ!」
その言葉を思い出して日々精進です。
久野
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